実家は農家じゃないのに「何で農業を?」とよく聞かれます。
そんなご質問にお答えすべく、自己紹介させていただきます。
<きっかけは『美味しんぼ』>
小学生の時に観たアニメ『美味しんぼ』で、食品全般、特に食卓に欠かせない味噌・醤油でさえニセモノが多いことを知り、「本物の食べ物を食べたい!!」という思いがずっとありました。大学で一人暮らしを始めた時に合成洗剤をやめ、本物の調味料で自炊をしている内に嗅覚も味覚も正常になり、化学調味料の多い食事では舌がマヒするようになりました。
現在は付き合いでは食べますが、自宅では決して食べません。翌朝起きると舌が軽い火傷をしたような痺れた感覚が本当にイヤ!!
<脱サラ後、帰農志塾で研修>
外食に幻滅し、うんざり・・・。考えこみ、ポラン広場の宅配を頼むようになり、まともな生産者のあり難い作物や調味料での食事に完全に切り替えると感謝の日々が訪れると同時に、益々外食が嫌いになり、一日一食の社員食堂が苦痛になりました。(-_-;)
「毎日3食ともまともな物を食べたい!!大地につながり自然と共に生きたい!!」そんな思いで帰農志塾の門を叩き有機農業を 3 年半研修。そこで連れ合いとも出会うことが出来、2005 年に一緒に新規就農しました。
<ともくさ農園のこれから>
日本の伝統食であり免疫力を高める雑穀(アワ・キビ・ヒエ・タカキビ・押し麦・エゴマ等)や発酵食品に力を注ぎ、放射能や環境汚染に負けない食を広めて行きたいです。土と虫と作物と直に触れ合う農作業イベントや雑穀料理教室も開催しています!!